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沖縄披露宴司会 沖縄披露宴特徴
沖縄披露宴司会全国各地、それぞれの土地にそれぞれ特徴がある結婚披露宴ですが、そんな中でも沖縄は、様々な点で本土の披露宴とは異なる事例が多く存在します。そんな沖縄披露宴ではの不思議を、山口県出身でありながら、沖縄で結婚し、沖縄で生活し、沖縄の結婚式と本土の結婚式のどちらともを知る梅田潤ならではの視点でご 紹介致します。新郎・新婦のどちらかが本土ご出身の場合、ご本人は勿論、披露宴に参加するご家族・ご親戚・ご友人が、初めて体験する沖縄独特の披露宴に、当日戸惑ってしまうことも多くあります。そんな時は、是非前もってこのページで『沖縄披露宴』の特徴を知っていただき、当日戸惑うことなく、沖縄ならではのご披露宴を楽しんでいただけると幸いです。 (尚、掲載内容につきましては私梅田潤が、2013年現在までに実際に経験した披露宴を元に作成しております。時代の変化と共に変わり行く内容は随時変更していきます。また、司会者として日々勉強中の私個人がまとめた内容ですので、掲載内容に不備がある事も考えられます。あらかじめご了承下さい。訂正が必要な記載等がございましたらmail等でご連絡いただけると幸いです。皆様にご協力頂き、より詳しく、より正確な沖縄の披露宴紹介のページにしていければと考えております。ご理解とご協力、よろしくお願いします。)
沖縄披露宴特徴
お席の配置にも沖縄の披露宴ならではの特徴があります。本来、本土の披露宴ですと、新郎新婦のひな壇の一番近く、いわゆる上座のお席には、これから新郎新婦がお世話になるご来賓の皆様にお掛け頂きます。ですが血縁関係が非常に強く、披露宴にも多くの親戚が参加する沖縄では、お集まりいただくお客様が『新郎新婦の晴れ姿を一番近くで眺めたいのは、ご両家ご両親様であるでしょう。どうぞ、私達に気兼ねする事なく、愛息子・愛娘の晴れの姿を一番近くでしっかり胸に焼き付けてください。』といわばご両家ご両親様を押し上げる形で、お二人に一番近い上座のお席にはご両親様にお座りいただく事が通例となっています。これも守礼の邦沖縄ならではの、暖かなチムグクルの表れではないでしょうか。
沖縄披露宴特徴
本土からお越しの皆さんが、沖縄の披露宴会場に足を踏み入れ、まず真っ先に疑問を持つのが会場内に据え付けられた大きなステージでしょう。沖縄の披露宴会場では多くの場合、雛席の向かい側に、緞帳や照明の完備された、まるで中学校や高校の体育館のようなステージが常設されています。でも実はこれもまたオキナワンスタンダード。沖縄の結婚披露宴では、新郎新婦の祝いの席を華やかに、そして賑やかに盛り上げるために多くの皆さんがステージに立って祝宴を盛り上げます。親戚の子供達による可愛い余興から、プロ顔負けのクオリティーの高い余興、時には本物のプロによる沖縄民謡の歌三線のプレゼントや勇壮なエイサー・琉球舞踊まで登場することも・・・。沖縄の披露宴に参加された際には、このステージで行われる余興の数々にもご注目下さい。また、新郎新婦がお色直しを終えてこのステージで様々な演出と共に登場する場面も見所の一つです。
沖縄披露宴特徴
沖縄の披露宴では、多くの場合テーブルの人数分の料理が大皿に乗って出てきます。その様子はまるで皆で中華料理を食べに行った時のよう。どのメニューも、必ず一人に一品割り当てられるように計算されていますので、遠慮することなく手を伸ばしてください。沖縄披露宴司会また、苦手なメニューのときは無理に手を伸ばさず、そのまま大皿に乗せておけば、やがてそのメニューが好きな方が食べてくれるのでご安心を。逆に、貴方の好きなメニューがいつまで経ってもお皿に残っているようでしたら、同席の方に一言声をかけてから食べてしまってもOKです。いずれにせよ、皆が遠慮してお料理に手をつけずにいると、やがて運ばれてくるお料理がテーブルに乗らなくなってしまう事もありますので、どんどん召し上がってください。
沖縄披露宴特徴
友人、知人、会社の同僚であれば1万円から3万円(多くの場、同僚・先輩だと1万円、年の離れた部下の披露宴の場合は3万円を包む感じですが、上司あっても1万円と言う事もあります。)、従兄弟・親戚でも1万円から5万円(年齢の開き具合で異なります)と、本土のそれに比べると驚くほど金額は少なめです。これも参加者が少なくても100人弱、多いときには300人以上と言う沖縄の披露宴ならではの事情からかもしれません。また、県内の各式場、ホテルのプランも、大人数にあわせてのリーズナブルなプランが充実している事もこの金額で披露宴が成り立つ大きな要因の一つです。ですが当日振舞われるお料理は非常に豪華で、余興も充実しているところがまた素敵だったりします。本土から沖縄の披露宴に参加される場合、旅費や宿泊費の負担をご自身が行うのか、新郎新婦側が負担されるのかでお祝儀事情も変わってきますので、親しい方の沖縄での披露宴に、本土から参加されるときには直接ご相談してみても失礼には当たらないと思われます。
沖縄披露宴特徴
沖縄では、披露宴の会場に到着すると、披露宴の開始は元より、乾杯のご発声を待つことなく、同じテーブルの人同士で祝杯を挙げ始める風景が多く見かけられます。当然のことながら、本土から沖縄の披露宴に参加した多くの方がこの風景を目にすると『なんで沖縄の方は、乾杯する前からお酒を呑んでいるの??』との疑問をもたれます。でもご安心下さい、実はこれこそがオキナワンスタンダー ド、披露宴はお目出度いお祝いの席、開けたグラスの数だけ祝杯が挙げられるので更におめでたいと言わんばかりに披露宴開始前から、お祝いのお酒を酌み交わ すのが一般的なんです。勿論、新郎新婦のご意向によっては、『私達の披露宴は本土式に、乾杯のご発声があってからドリンクのサービスを開始してください。』と言う場合もありますが、『せっかく沖縄で披露宴を挙げるなら沖縄式で』というお二人の披露宴に参加された際には、どうぞ皆様も遠慮なさらずに、祝杯を交わしながら新郎新婦のご入場をお待ちになって下さい。
沖縄披露宴特徴
ステージでのお祝いの余興の幕開けに舞われる舞踊が『かぎやで風』で、沖縄の祝いの座の幕開けに欠かせない曲・舞いです。『かぎやで風』と書いて『かじゃでぃふう』と読むこの舞は、琉球王朝時代から祝宴の席で必ず幕開けに舞われて きた舞いです。多くの場合、新郎・新婦の家族や親戚がこの日のために練習をして舞ってくれたり、ご両親の友人などの琉球舞踊の経験者が舞って下さります。ウチナー口で『今日の誇らしゃや、なをにじゃなたてる 蕾でぃうる花の 霞ちゃたぐと』訳するならば『今日のこの喜びを、何に例える事が出来ようか。まるで蕾が朝露と出逢い、いま花開こうとしているようだ。』と、おおよそこのような歌い出しから始まる大変おめでたい『かぎやで風』の舞いは、琉球古典音楽の楽曲の一つで、琉球王朝時代第二尚氏王統5代目の王である尚元(しょうげん)王の王位継承を祝い演奏されたという、伝統あるお祝いの踊りです。  
沖縄披露宴特徴
カチャーシーはウチナー口で『かき混ぜる』という意味も持つ踊りの名称です。沖縄の宴席の結びには、参加者が一つになり必ず踊られる楽しくおめでたい踊りです。特に披露宴の席では、新郎新婦の幸せ・ご両家の喜び・そしてお集まりい ただいた皆さんの祝福の思いををかき混ぜて、ここにいる皆がより幸せになろうと、会場の皆さんが参加して両手で喜びをかき混ぜながら踊ります。ここで活躍するのが会場内の大きなステージ。多くの場合、新郎新婦がステージに招かれ、老若男女ステージに入り乱れて披露宴のフィナーレを盛り上げます。カチャーシーの経験のない方も、ここでは遠慮したり恥ずかしがることなく、その輪に加わることをお勧めします。とにかくおめでたい席のフィナーレを飾る踊りです。踊りの上手い下手ではなく、会場の皆と一つになり、新郎新婦へのお祝いの気持ちを込めて踊るということに意味があります。沖縄の披露宴に参加された際は、どうぞ沖縄風のお祝いの気持ちの表現を貴方も体験されてください。
沖縄披露宴特徴
1.万歳をするように、両手を上げます。 (この時、男性は肩の前辺り、女性はおでこの前辺りに構えます)
2.目の前に『障子』や『ふすま』『網戸』など引き戸がありことを想像します。
3.目の前の引き戸を、右へ左へ、開けたり閉めたりするように両手をゆっくり左右に振ります。 (この時、右手と左手の手の平が向かい合うことが無いように気をつけましょう)
4.右から左、左から右へと手の平の向きを変える時、手首をゆっくり返すように気をつけます。
5.扉を右から左に移動させ時には左側、左から右に移動させるときには右側と言う風に、移動させる側の腕をやや斜め下に下げながら腕を振ると更にカチャーシーらしくなります。 (押す手はそのままの高さ、引く手はやや下に、という感じです。)
6.女性は指先が艶やかに伸びるように、男性は軽く握りこぶしを作ると更に美しく踊れます。
7.後はリズムに乗って楽しく踊るだけ。一番大切なのは新郎新婦へのお祝いの気持ちを込めて踊る事です。
注・掲載内容につきましては弊社が、2014年現在までに実際に経験した披露宴を元に作成しております。時代の変化と共に変わり行く内容は随時変更していきますのでご了承下さい。また、司会者として日々勉強中のオフィス梅田所属司会者がまとめた内容ですので、掲載内容に不備がある事も考えられます。あらかじめご了承下さい。訂正が必要な記載等がございましたらmail等でご連絡いただけると幸いです。皆様のご協力でより詳しく、より正確な沖縄の披露宴紹介のページにしていければと考えております。ご理解とご協力、よろしくお願いします。